おはようございます。
むつ丸です。
やっと!やっっっっっっっっっと!!髪を切ってきました!!!!
前回が2019年4月だったので、およそ2年7ヶ月振りに髪を切ってきました^^
今回私が髪を切ったのは、以前より参加しているヘアドネーションのためです。
もっと早く切ろうと思っていたんですが、緊急事態宣言などで髪の毛の送り先が受付を一時停止していたことや、お嬢の七五三で着物を着ることから、七五三が終わるまでは伸ばしておこうとなって、ようやく切りました。
今までは美容院で切ってそのまま送ってもらっていたのですが、今回から自分で送ることとなったので折角なのでレポ感覚でお話出来たらと思います。
どうぞお付き合いください。
私が髪を送っているのは「NPO法人 JHD&C(ジャーダック)」という団体です。
このブログではジャーダックへ送ったレポを書いていますので、他の団体へ寄付する際は、その団体のHP等で確認ください。
ヘアドネーションとは?
もとはアメリカで始まったもので、小児がんや事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグ(医療用ウィッグ)を作り無償で提供している活動のこと。
「ドネーション」とは「 寄付・寄贈」という意味。
申込みや利用ができるのは18歳以下の子どもと限定し、費用がかからない
のが特徴です。
ヘアドネーションとの出会い
ヘアドネーションという活動を知ったのは約10年前。
腰まであった髪を肩下まで切ったときに義実家へ行ったら、お義母さんから
せっかくなら寄付すれば良かったのに
と言われたのがきっかけでした。
髪は昔から長く伸ばしてはいて、あまり長さは変わらないようにちょっとずつ短くしていったり、あるいはミディアムくらいにしたりと割と美容院を利用すること多かったんですが、ヘアドネーションという活動を知ってからは髪を伸ばす目的意識が変わりました。
NPO法人 JHD&C(ジャーダック)
私が髪を寄付している活動団体です。
たまたま通っていた美容院がジャーダックの賛同店だったこともあって、初めてお願いしてからだいたい2年スパンで、今回で4回目。
途中、もう切っちゃおうかなって挫けそうにはなりますが(長くなると髪を乾かすのが苦行)……我ながらまぁ良く伸ばしているなとは思います(笑)
と言うのも、寄付する髪は31cm以上ないといけない決まりがあるんです。
その理由が、
脱毛症状などによりウィッグを必要とするお子さまの多くが希望しているのは、セミロング、ロングヘアのフルウィッグです。
31センチ未満の髪の毛では、医療用フルウィッグを作ることができません。髪の毛を半分に折り返してウィッグの地肌となる生地に植え付けるためです。(出典:JAPAN HAIR DONATION & CHARITY HP よくあるご質問)
ということです。
もっと詳しく知りたい方は、ジャーダックHPの「よくあるご質問」から「なぜ、髪の毛の長さは「31cmから」なのですか?」を参照ください。
髪を寄付するまで
ジャーダックのHPにも詳しく書かれていますが、私はこんな感じでしましたとご紹介します。
① まずは、とにかく伸ばす。それだけ。
多少痛んでいても、白髪があっても、パーマしていても、カラーリングしていても大丈夫なんだそうです。
丁寧にトリートメント処理を施し、ウィッグにしてくそうなので。
なので、とにかく31cm以上で切れるように伸ばしてください。
この31cmが、ショートヘアのウィッグを作る最低限の長さなんですって。
ちなみに、女の子用のウィッグを作るには40cm以上は必要なんだそうです。
② 美容院で髪を切る
行きつけの美容院、もしくは各団体の賛同店で髪を切りましょう。
行きつけの美容院が賛同店でない場合は、事前に「ヘアドネーション」をすると相談してください。※また、団体によって「美容院にはこう話してほしい」という注意事項があるので、HPなどを確認してからにしましょう。
ちなみに、ジャーダックのHPには、セルフカットもOKと書かれていますが、髪を何本かの小さい束にまとめてばらけないようにゴムで結ばなければならないので、セルフでやる場合は慣れている人の手を借りるのが良いと思います。
平均で40cm、長いところは45cm超えてました。
重さ量っとけば良かったなぁ……。
③ 髪を持ち帰り、送付の準備をする
美容院で髪をまとめて袋へ入れてくれるので、持ち帰って自分で団体へ送ります。
以前までは、美容院の方でまとめて送ってくれていたのですが、ジャーダックでは2020年7月から個人で送るようになっているとのことでした。
※美容院から送れる団体さんもあるようです。
Ⅰ. 自分で用意する物
・ドナーシート(美容院でくれる?)
・レターパック
・返信用封筒
Ⅱ. ドナーシートに記入する
私がお願いしている美容院では、髪と一緒にドナーシートをくれました。
美容院ごとに対応は違うのかわかりませんが、ジャーダックのHPからも入手できます。
記入は任意で、ドナーシートがなくても寄付は受け付けてくれているそうですが、仕分け作業に必要な情報になるようですので、なるべく同封してあげてください。
・性別
・現在の年齢
・切った当時の年齢(1年以上毛髪を保管していた場合)
・都道府県
・毛髪の状態(バージンヘアーかどうか)
個人情報などを書く欄はありません。
注意書きにも、個人情報は書かないでねと書いてあります。
Ⅲ. 返信用封筒を用意する
「受領証」を希望される場合は、返信用封筒を同封する必要があります。
2022年1月よりデジタル受領証を導入されるそうで、この方法をとるのは年内いっぱいまでだそうです。
シールタイプの受領証を希望する場合は、年内に送って下さいと書かれていました。
今までは美容院からまとめて送ってもらっていたため貰えていなかったので、届くのがちょっと楽しみです。
ここで用意する返信用封筒は、受領証(80mm~120mm)が入る大きさならよしとの事ですが、できるだけ「長型3号」を用意して欲しいとのこと。
※長型3号 = A4用紙を三つ折りにして入る大きさ
もちろん、コンビニにも売っています。
封筒表面
自分の住所と名前を書く
※「様」をつけると職員さんたちの手間が省けますく
84円切手を貼る(2021/11/17現在の料金)
※心配な方はこちら参照ください → はがきに貼る切手はいくら?
封筒裏面
ジャーダックの住所を書く
※ジャーダックのHPもしくはドナーシートを参照ください
Ⅳ. レターパックを用意する
ヘアドネーションの発送方法には追跡機能のある送付方法が推奨されています。
私は、手軽で値段も抑えられるレターパックライト(青いヤツ:370円)をオススメします。
対面で手渡して欲しいって時はレターパックプラス(赤いヤツ:520円)が良いかと。
ところで。
どの運送会社で送るのにも「品名」を書く欄があるかと思いますが、今回これでちょっと悩みました。
ストレートに「毛髪」って書いて良いんでしょうけど、私の中では「毛髪を送る=呪い」もしくは「誘拐・監禁からの身代金要求」なイメージ(今時いないか)なので、なんとなくアレだな~とググってみたら、ありました。
「ドネーション用 毛髪」
なるほどね。
他にも「ヘアーピース」「ヘアドネーション」「髪の毛」「毛髪」と品名様々ありましたが、私はこれに落ち着きました。
まぁ、送るのは結局「毛髪」なんですがね。気持ちの問題です。
Ⅴ. ポストへ投函
最後に、ドネーション用毛髪、ドナーシート、返信用封筒のフルセットをレターパックへ入れて、ポストへ投函して終わりです。
髪を切って……
久しぶりに髪を切るのって、なんだか緊張しますね。
お嬢は髪の長いママしかしらないので、かなり驚いていました。
うん。見た目スッキリしましたね^^
あとは何が変わったかって、シャンプー・コンディショナーの使用量と、髪を乾かす時間の短縮!
これが一番の利点です。
ただ……これは美容院でセットしてくれたからきれいにまとまっているように見えますが、実際は毛先の癖が多々ありまして、それを毎朝セットしないといけないのがまぁ手間といえば手間ですね(^0^;)
でもだーさまが、
毛先がまるまっているのカワイイよ
と言ってくれたので、頑張っています^^
お嬢には
長い方が好き
と言われてしまいましたが、まぁいいでしょう(笑)
まとめ
寄付ってある種、自己満足な面がありますし、私もそれは否定しません。
私が寄付した髪の毛がどこまで役に立っているのか直接知る術はありませんが、それでも、どこかの誰かが必要としているものの一部になってくれればいいなと思い、また髪を伸ばします。
ジャーダックでは髪の毛の寄付の他に、募金、チャリティファンディングなどを通して支援することも出来ます。
私が送った髪は、無事に届いているようです。
無事に届いて良かった^^
日本の配送って凄いですね。朝出したのが、次の日の午後には届いてしまうんですから。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。