ごきげんよう。
むつ丸です。
私が読んだ(読んでいる)本の中で好きな一節、印象に残った一節を少しずつ紹介していけたらいいなと思ってちょっと書き始めてみました。
書き始めて……としてますが、続くかどうかはわかりません(^_^;)
今日は、以前に「お題」でも書いた、私の好きなイヴ&ロークシリーズから一節をご紹介したいと思います。
イヴ&ロークシリーズ 51
死を運ぶ黄金の卵
J.D.ロブ 著/青木悦子 訳
<以下、作中より引用>
外に出ると、あの黄色いトランペットみたいなものが、そよかぜの中で花開いて揺れ、さっきのワッフルにのせたバターみたいに黄色いのを見て驚いた。
どうやってああするんだろう、こっちが見ていないときにただポンと開くなんて?
車に飛び乗り、ほかのものもポンポン開いているのに気がついた。白いもの、ピンクのもの、紫のもの。どうしてもう安全だとわかるんだろう? どうしてもう気温が下がって自分たちがみんな死ぬことはないとわかるんだろう?
どうでもいいのかもしれない。
いきなり51巻目の一節なんて、知らない方にめっちゃ不親切な話ですみません。
なんせ、今読んでいる最中なもので(^-^;)
鉄は熱い内に打てとも言いますし。
さてこの一節。
イヴの独特な感性の面白さが詰まっている一節だなと、読んでいてニンマリしました。
庭には様々な花や木が植えられているはずですが、イヴにとっては<そこにあるもの>でそれぞれがどんな名前なのか、いつ咲くのかなんて殆ど気にしたことがないのですが、ふとしたときに考えると、こんな思考になるんですね。
最後の「どうでもいいのかもしれない」と締めくくるあたりも、さすがだなと思います。
ところで、黄色いトランペットみたいなものっていうのは、50巻でピーボディが言っていた「ラッパ・スイセン」のことでしょうか。
それとも、トランペットと例えたとおり「エンゼル・トランペット」のことなのか。
そのことに言及している一節がある(あった)のかもしれませんが……読み飛ばしてしまっていたらごめんなさい。
次は、ちゃんと1巻から読み直してピックアップしていこうかなと思いますが、このあとは52巻が、その後は番外編が本棚に鎮座しているので、1巻に戻るのはもう少し先になりそうです。
あとは、もうちょっと読みやすい書き方を模索します。
以上、「読書のススメ:私の好きな一節(イヴ&ロークシリーズ51 死を運ぶ黄金の卵より)」でした。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
おそまつです。
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