ねこのてもかりたい

子育てとオタクを両立させる方法を日々模索しているアラフォー主腐の雑記帖。勝手気まま、思うままに書き散らかしています。

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【読書のススメ】私の好きな一節:イヴ&ロークシリーズ52 「闇より来たる使者」より


ごきげんよう。

むつ丸です。

 

さて、今回も「私の好きな一節」ということで、イヴ&ロークシリーズよりご紹介したいと思います。

 

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イヴ&ロークシリーズ 52
闇より来たる使者
J.D.ロブ 著/小林浩子 訳
(ヴィレッジブックス)

作品あらすじ

公園で発見された女性の遺体。

イヴが現場を指揮する間、ロークはふと目をやった野次馬の中に、過去からの亡霊を見つけたローク。それはロークの少年時代を知る男だった。

自らをパトリック・ロークの実子だと言う彼は、殺し屋を生業とし数多の人を死にいたらしめていた。

世界中の警察が追うこの男がロークの前に現れたのはなぜか。

今まで断片だった記憶をロークも思い出していく。

 

 

私の好きな一節

<以下、作中より引用>

 白い大きなエプロンをしたふくよかな店主はサーモンを指さした。「おうちのかた用ですか、それとも猫ちゃん用?」
「もちろん邸の主人用だよ」
「ということは猫ちゃんですね」ティリーは片目をつぶってみせた。「サー・ギャラハッドはいかがお過ごしで?」
「彼も元気だ。あなたの家の淑女がたは?」
 ティリーの家の淑女がたというのは二匹のペルシャ猫のことなので、春のそよ風に吹かれながらしばし猫談義に興じ、それからグアラハッドのサーモンを包んでもらって、サマーセットは店をあとにした。

 

 

ロークの執事であるサマーセットが市場で買い物しているときの一節ですが、とてもユーモラス猫好きにはたまらない一節です^^

ギャラハッド*をサーの敬称で呼び、それに対して店主の飼い猫を淑女と呼ぶ。

いつも繰り返されている会話の一旦なんでしょうが、それぞれの猫への敬愛ぶりがうかがえます。

このときの猫談義がどんなものだったのか、盗み聞きしてみたいものです。

もちろんイヴがこのことを知ったらどんな顔をするのかどんな悪口を思いつくのか

そのことを考えるだけでも楽しめます(笑)

 

*ギャラハッド:イヴの窮地を好転させるきっかけをつくったとして円卓の騎士になぞらえイヴに命名された

 

 

ようやく最新刊まで到達しました。

けれどまだ番外編と、さらに3月にはまた最新刊が刊行されるそうです(^_^;)

 

でもちょっとここで立ち止まって、1巻から読み返していこうかと思っています。

そうしてまた一つずつ紹介していければいいなと思います^^

 

「私の好きな一節」だけでなく、その作品全体の感想も別に述べれたらなと思いますが……いかんせん読書感想文が苦手だった私にできるかどうか。

 

その際は、どうぞお付き合いください。

 

以上、【読書のススメ】私の好きな一節:イヴ&ロークシリーズ52「闇より来たる使者」よりでした!

 

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

 

おそまつです。

 

o(_ _"o)