ごきげんよう。
むつ丸です。
妊娠するまでの話。
前回は不妊治療期間のことを書きましたが、今回はそのなかで心がポキっと折れた時の話になります。
たぶん、終始暗いです。
※記事中に「流産」という言葉が出てきます。
※少しでも拒否反応が出ましたら、すぐにご退出ください。
1度目のメンタル崩壊
不妊治療を始めて1年目は、体のリズムを作るための準備期間。
不妊治療を始めて2年目は、やっと排卵しだしたのでタイミング療法も取り入れた。
不妊治療を始めて3年目は、心がポッキリ折れました。
前回、両親に泣いて吐き出した話をちょこっとしましたが、それが不妊治療を始めて3年目のことでした。
当時は実家から5分も離れていないところに住んでいて、だーさまも夕方から朝まで仕事だったので、夕飯を実家に食べに行っていたりしていたんですよね。
そのちょっと前から心が折れかけていたんですが、まぁ、少しお酒も入って良くない方向に頭がいっちゃったんですね。
もうつらい
薬飲んでも排卵しないし
排卵しても妊娠しないし
少し期待すれば生理が来て
生理くるたびに、ダメだったかって
もう疲れたよ
もう治療止めてもいいかな
孫の顔見せられないかもしれないけど
もう疲れちゃったよ
不妊治療を続けている人なら、一度と言わず二度三度と際限なく押し寄せてくる不安と焦り。
生理が来てしまった時のあの絶望感にも似た感情って、なんですかね。
期待したぶん、叶わなかった時の反動が大きいのはわかるけど。
でも、期待せずにはいられない。
だってそのために治療をしているんだから……。
なんて、そんなのを繰り返し考えていたら、そこそこ強いはずのメンタルだってゴリゴリ削られますよ。
とは言えども、そう簡単にスパッ!と止められるわけがないんですよね。
もう少し、もう少しだけ様子見よう。
結局、治療を続けることにしました。
2度めのメンタル崩壊は化学流産
ひとつ乗り越えると、何かしらが吹っ切れるもんですね。
4年目には、弥一郎と小梅を迎え。
5年目には、2人と2匹の生活が心地よくなり。
6年目には、いつか授かればいいな、なんて心境に。
そう思って7年目を迎えたときに、やってきました!
陽性反応!!!
私の高温期は平均16日なんですが、この時は20日を過ぎても体温が下がらず、フライング気味か?と思いながらも検査薬を試したら、陽性反応が出たんです。
陽性反応が出た次の日、逸る気持ちを抑えて検診に行きました。
結果は……赤ちゃんのためのお部屋「胎嚢」が確認できませんでした。
いうても妊娠超初期。
これからの可能性もあるから、ひとまず安静にして過ごしてと言われこの日は帰宅しました。
そして、それから2日後。
出血しました。
ツキツキとお腹の痛みもあって、病院が開くのを待ってすぐに電話しました。
この待っている時間の長かったこと。
そうして電話で先生から、「まずは安静にして。横になっていて」と言われたので仕事先にはその旨を伝えて休ませてもらうことに。
1日ベッドの上で横になっていました。
起き上がるのはトイレに行くときくらい。
でも何度目かのトイレで、ボタっと塊が落ちたのがわかりました。
あ……ダメだったんだな。
ぼんやりと、そう思いました。
その時の基礎体温はこんな感じでした。
こんなの、期待するしかないじゃん!!!
その数日後、検診に行って子宮の中がきれいになっているのを確認しました。
いわゆる、化学流産というものでした。
おそらく、基礎体温をつけていなければ気づかなかったであろう妊娠。
基礎体温をつけていたから期待しちゃうんだ。
そう思ってそこから約2年ほど、基礎体温を測るのを止めていました。
治療は続けていましたが、それはリズムを整えるだけ。
だから検診も受けないで薬だけもらい、生理周期だけ記録するということをしていました。
ここまで暗い話ですみません。
妊娠するまでの話、次で終わりになります。
次はちゃんと妊娠します!
もう少しお付き合いください。。。
おそまつでした。
o(_ _"o)